変数を左辺に書く
一般的に使われている書き方ですね。
if ($x < 10) {
if ($x >= 10) {
Code language: PHP (php)
左辺、右辺どちらも変数の場合、どちらを左辺にするのか迷います。
if ($x < $y) {
if ($x >= $y) {
Code language: PHP (php)
範囲内かどうかの判別するとき、理解するまで少し時間がかかります。
if ($x >= 0 && $x < 100) {
Code language: PHP (php)
範囲外かの判別も、理解するまで少し時間がかかります。
if ($x < 0 || $x >= 100) {
Code language: PHP (php)
ところで、範囲内かの判定を次のようには書かないですね。
if ($x < 100 && $x >= 0) {
Code language: PHP (php)
範囲外かの判定も次のようには書かないですね。
if ($x >= 100 || $x < 0) {
Code language: PHP (php)
左側が小さく、右側が大きい、というぼんやりとしたルールはあるようね
小さいほうを左辺に書く
不等号の向きを「<」か「<=」、メソッドなら「lt」「le」「lessThan」「lessThanOrEquals」しか使わない方法です。
if ($x < 10) {
if (10 <= $x) {
Code language: PHP (php)
あまり見ない書き方だね
少数派なのよ
左辺、右辺どちらも変数の場合でも、どちらを左辺にするのか迷いません。
if ($x < $y) {
if ($y <= $x) {
Code language: PHP (php)
範囲内かどうかの判別も、読みやすいです。
if (0 <= $x && $x < 100) {
Code language: PHP (php)
数学の教科書で見かける範囲指定「0 ≦ x < 100」と似ていて、理解しやすいですよね。
範囲外かの判別も、読みやすいです
if ($x < 0 || 100 <= $x) {
Code language: PHP (php)
特に、日時の大小比較をするとき、この方法は効果があります。
左辺に過去、右辺に未来を書きます。
開始日時を過ぎたかどうかの判別は、
if ('2021-07-01 09:00:00' <= $nowDateStr) {
// 開始日時をすぎたら、何かを表示・処理する
Code language: PHP (php)
終了日時より前で、何かを表示・処理するかどうかの判別は、
if ($nowDateStr < '2021-08-01 09:00:00') {
// 終了日時までは、何かを表示・処理する
Code language: PHP (php)
開始日時と終了日時の間かどうかの判別は、
if ('2021-07-01 09:00:00' <= $nowDateStr && $nowDateStr < '2021-08-01 09:00:00') {
Code language: PHP (php)
DateTime、Carbon、その他の日時クラスで比較するときも、左側に過去、右側に未来を書きます。
if (10 <= $x) の書き方は少数派だから、
レビューで指摘されたら、はいそうですね、と修正してね
このサイトさー、マイナーなルールばかりだね