AMD PhenomII 945+6GメモリにUbuntu 14.04 LTSをインストールし、Oracle JDK、kvm、jenkins、android studioをインストールしました。
ところが、Android emulator pluginのRun emulator with propertiesで自動作成した仮想マシンが動きません。
ターミナルから同じコマンドでエミュレータを起動しても、ps -ax | grep emu では表示されますが、adb devices -l で一覧に表示されません。
Android studio>Tools>AVD Managerで作成した仮想マシンは、ターミナルからエミュレータを起動しても、adb devices -lで表示されますし、adb shellでログインできました。
試行錯誤して、次のような設定でJenkinsでandroidビルドとテストをできるようになりました。
ディレクトリ構成の概要
/home/jenkins/.android/avd
/opt/android-sdk-linux
/var/lib/jenkins
Jenkinsインストール前にjenkinsユーザを作成しました。
kvmとlibvirtdグループにjenkinsユーザを追加しました。
Jenkinsをインストールしました。
Jenkinsで使うandroid sdkは、SDK Onlyをダウンロードして、/opt/android-sdk-linuxに設置しました。
デスクトップでAndroid studio>Tools>AVD Managerを起動し、仮想マシンを新規作成します。
例えば api_19_720x1280という名前で作成すると、/home/jenkins/.android/avd/api_19_720x1280.ini と /home/jenkins/.android/avd/api_19_720x1280.avd/* が作成されます。
(これは他のPCで作成したものをコピーしても動きます。その場合はconfig.iniとhardware-qemu.iniを編集して、コピー元PCのパスをコピー先PCにあわせて修正してください。)
Jenkins>Hoge_project>設定で、
Run an Android emulator during buildにチェックをつけ、
Run exsiting emulatorにチェックをつけ、
AVD nameに api_19_720x1280 を入力しました。
今まで4GメモリのMacBookAirで20分以上かかっていたビルドとテストが5分でできるようになりました。