ターミナルで作業するとき、プロンプトにチェックアウト中のgitブランチ名が表示されていると、とても便利です。
ターミナルでgit操作をしない人にも、おすすめです。
ターミナルでcdしているとき、プロンプトを見るだけで、ここはgitリポジトリだ、ここはgitリポジトリではない、とすぐに判別できます。
ターミナルでgit操作しなくても、lintやテストなどターミナルで操作することは多く、そのときにブランチ名がすぐにわかります。
ぼくの好みで、3行表示です。
git-prompt.shを使わない方法です。
.bash_prompt
まず、~/.bash_promptファイルを新規作成します。
.bash_promptというファイル名は、ぼくが適当につけた名前です。例えば、ドットで始まらないmy_promptというファイル名でもかまいません。
# .bash_prompt
function git_branch() {
s=$(git branch --no-color 2>/dev/null | sed -ne "s/^\* \(.*\)$/\1/p")
if [ ! "$s" = "" ]; then
echo $s
fi
}
export PS1='\n\[\033[0;36m\]\u@\h\n\w\n\[\033[0;32m\]$(git_branch)\[\033[0m\]\n$ '
Code language: PHP (php)
.bashrc
次に、~/.bashrcの末尾に、次のように記述します。macosでは、このファイルがないので新規作成してください。
デスクトップでターミナルを起動したときや、ターミナルからbashを呼んだときに、~/.bashrcが読み込まれます。
手作業で編集するときは、日付と名前をコメントに書いておくと、自動生成された行と区別しやすくなります。
# .bashrc
〜省略〜
# 2019-05-29 by aoki
source ~/.bash_prompt
Code language: PHP (php)
.bash_profile
最後に、~/.bash_profileの末尾に、次のように記述します。
sshログイン時に、~/.bash_profileが読み込まれます。
# ~/.bash_profile
〜省略〜
# 2019-05-29 by aoki
source ~/.bashrc
Code language: PHP (php)
新しいターミナルを開くと、新しいプロンプトが表示されます。
すでに開いているターミナルに、すぐに反映するには、
$ source ~/.bash_prompt